大阪府、奈良県での、新畳や畳替えのコツを、解説しています。(島田畳店提供)

 ・島田たたみ店について

 島田たたみ店について


畳づくりのポリシー


2005年09月25日

私どもの畳を、少しでも長く使っていただくために。
そして、少しでも、良い状態で使っていただくために。
次のようなことに気を遣っております。

私どもの、畳の見本を、まず見ていただきます。

畳替えは、決して安い買い物ではありません。あなたのお家には、どんな畳が良いのか、よく検討されてから、たたみ替えをしていただきたいものです。
5~10種類ぐらい、実物のたたみを見ていただきます。
最初は、「どの畳を選んでよいのか、見当もつかない。」と言う方が、ほとんどです。
しかし、良いものや、安い物。国産や、中国産のたたみを、ナマで、見ていくうちに、「あ、我が家には、この畳がピッタリね。」と、自然とお決めになるようです。

そして、「予算は、1枚1万円で。」と、最初から決めておられる方にも、ひとつひとつ、見本を見ていただくうちに、「7800円のモノが最近入りまして、見た目も美しいですよ。」と、お勧めすることも出来ます。


(表替えの場合も、新畳がご希望の方も)今のたたみの状態を、確認させていただきます。

「もう、ボロボロだし、丸ごと新品にしないとだめでしょう。」と言うお客様のたたみでも、床(土台の部分ですね)を一応確認させていただきます。
そうすると、案外、新品に入れ替えなくても、表替えだけで済む場合が多いのです。
「この畳を捨てるのはもったいない。表替えでいきましょう!」と、お勧めできる畳に、そうですね、毎月3件ぐらいは出会いますよ。


(場合によっては)床下を見せていただきます。

新しくなったたたみの天敵は、カビです。
そして、カビが好きな環境は、湿気がちなところです。
だから、畳をめくってみたときに、床板が湿気がちだと、少し心配なのです。
(余談ですが、床下に換気扇をつけるのが、はやっているようですね。毎日のように、人様の床下を見ている者としては、換気扇つけたって、あまり効果がある家と、ない家がある。というのが率直な意見です。「本当は、もっと安くで、簡単に解決する方法が、あるのになあ。」と、いつも思ってしまいます。)


お日にちを、ご予約いただくのですが

雨の日は、カビが怖いし、せっかくの新しい畳です。雨粒が表面について、シミになるのも嫌なので、出来るだけ、雨が降ったら、配達を延期にしていただいております。
(また、余談ですが、夏場の汗のかく時期は、みんな、汗が表面に落ちないように、とても気を遣います。)
但し、急なご来客があるお客さまや、「どうしてもこの日までに仕上げて欲しい」と言うお客さまの場合は、雨の日でもお持ちすることがあります。(結納や、法事なんかに、たたみ替えをされる方がとても多いです。)
特に、雨が続く、梅雨の時期などは、混み合うことがあります。
しかし、混み合ったからといって、仕事が雑になるのは、絶対に嫌ですので、一日おつくりできる枚数が、どうしても、限られてきます。
そんなときは、お待ちいただく場合もあります。
あらかじめご了解ください。


大変申し訳ございません。

お客様の大切なたたみです、私どもも、魂の全てをかけてたたみ作りをしてまいります。
ですから、いざ、敷きこみのときは、職人たちの間で、「おっ、今日も完璧な仕事やなぁ」とか、「おおっ、ここの仕上がりも、バッチリやわ!」と、お互いに称えあうことも、よくあります。
周りから見てると「この人たち、アホじゃないかしら。」と、思えてくる光景ですが、やさしく見守ってあげてください。

そして、ごくまれに、職人として、納得がいかない仕上がりのときがあります。
例えば、指先を包丁などで切ってしまったとき。
不思議なもので、真剣に仕事をしていると、多少の傷は気にならないものです。
そんなときは、たたみの表面に、誤って血をつけてしまうことがあります。
そして、配達して、敷きこみをしているときに、気付くのです。
このような場合はもちろん、持って帰って、作り直させていただきます。
ただ、その際、職人さんたちは、落ち込んでいます。明らかにへこんでいます。
ですので、温かく見守ってくださいますよう、お願いいたします。

以上のような気持ちで、毎日たたみ作りをしております。
お気づきの点があれば、いつでもおっしゃってください。


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